こんにちは、ながた引越しセンターです。月に1回引越しに関するコラムを掲載しております。
何度か引っ越し経験があり、慣れている方であればお部屋選びの際にもこれまでの経験を活かしたポイントを押さえたお部屋選びが出来ますが、なかなか引っ越しをする経験は少ないという方のほうが多いのではないでしょうか。実はこれ以外にも実際住んで生活を始めると気になる細かい点というものがあります。
今回は「物件を選ぶ際に合わせてチェックしておくべきこと」についてお話します。
何度も引っ越し経験がある方であれば意識されていることも多いとは思いますが、間取りや立地、家賃価格など内見時や物件情報を見ている際には気づかなかった、実際に住んで生活を始めてみると不便に思ったり気になってくる部分というのが出てきます。
その中でも言われることが多いポイントをいくつか紹介したいと思います。
・使用できるアンペア数
・温水器の性能
・据え置き家電の製造時期
・処分していいサービスの家具なのか原状復帰の必要があるものなのか
・インターネット回線
生活必需品である冷蔵庫やエアコンの他にスマホやパソコン、ドライヤーや空気清浄機など現代の生活では暮らしを豊かにする様々な電化製品があり、賃貸物件でこれらを使って生活をしようとなると思ったより電気を使うことになります。
少し古めの物件ではそれほどの家電製品を使うことを想定していない場合があり、使用できる契約アンペア数が低く設定されていることがあります。一人暮らしでは15~20アンペア程度が目安とされています。
アンペア数を上げると電気の基本料金がやや上がりますが、ギリギリだとレンジやエアコンなど負荷が高いものを同時に使用するとブレーカーが落ち、使用できなくなります。パソコンなど急に電源が落ちると大変なものもありますので、内見時などには現状の契約アンペア数やアンペア数を変更できるかなどを一度確認しておくのがよいでしょう。
一日の終わりにゆっくりと入浴を楽しみにしている方であればお風呂場の使い勝手や綺麗さだけでなく温水器の性能についても確認しておきましょう。電気温水器などでは電気料金の安い時間にお湯を温めておくなどの工夫がされているためタンク容量などが小さい場合、入浴中にお湯が出なくなることがあり大変ストレスになることもあります。
賃貸物件ではエアコンなど一部設置時に工事が必要な家電が備え付けられていることが多くあります。
こうしたエアコンなどがあまりに古いものであると使用中故障してしまう可能性が出てきます。勿論交換費用は大家さん、管理会社の方の負担となりますが、夏の暑い時期や冬の寒い時期に交換までの期間使えないとなると大変です。またこうした家電は省エネ設計も進んでいるので古いものであると思ったより電気料金がかさんでしまうこともあります。
入居時、前の住人が置いていったまだまだ使えそうな家具がサービスとして置かれている、いわゆる残置物がある場合があります。こうしたものは備え付けのものと同じように自由に使うことが出来ます。備え付けのものは壊してしてしまうと退去時に原状復帰を求められることになりますので、どれが備品でどれが残置物かまず確認するようにしましょう。
室内で使えるwi-fiや有線のインターネット回線契約がサービスに含まれていることがあります。最近ではこうしたインターネットでの動画視聴やオンラインゲーム、データのやり取りをされる方も多いと思います。あまりに回線が弱いと快適に利用できない場合もあるのでチェックしておきましょう。また途中で自分で選んだ他のサービスが引き込めるかなども気になる方は事前に確認しておきましょう。
それでは次回コラムもよろしくお願いします。